2017年度 事業報告

 201741日から 2018331日まで

 

前年度に引き続き2017年度は、生活困窮者支援、住民互助型支援、NPOの中間支援、の3つを軸に事業を行った。

 

◆生活困窮支援

生活困窮支援として、昨年度に引き続き()三菱重工業長崎造船所・(一社)ひとり親家庭福祉会ながさきと協力し、ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にランドセルを贈る「夢ランドセル事業」を実施。42名の新一年生にランドセルを贈ることができた。その贈呈式には60名以上の出席があった。

 

◆住民互助型支援

住民互助型支援として、「自分たちの住むまちを自分たちの手で住み続けられるようにしたい!」という住民の思いを形にした住民自身による地域活動を支援を行っている。

代表の山本は、2017年度も地域支援・助け合い活動創出のために、「さわやか福祉財団」の長崎県インストラクターとして長崎県内各地で生活支援コーディネーターの勉強会や研修会を実施した。

 

NPOの中間支援

市民活動に係る相談・コンサルテーション事業として、NPO・ボランティアに関わる相談を行う。また、会員を中心とした月1回の学習会も継続して行った。(3月は未開催)

年々新しい情報の知識やNPO・ボランティアへの理解が深まっており、組織力強化および人材育成の基本的な事業として位置づけ今後も継続していく。

 

市民活動に係るコーディネーション事業

 

n  市民活動団体のコーディネート

相談課題に関しその内容を的確に分析し、その課題解決に必要な専門性を持った団体をコーディネートを行った。 

コーディネート件数:14

(事業支出:33千円 担当スタッフ:5名 地域:長崎県) 

 

n  新しい地域支援事業研修会(生活支援コーディネーター事業)

各市町でこれから設置していく協議体や生活支援コーディネーターを核にした助け合いのための地域づくりを目指し開催した。

アドバイザー数:5

(事業支出:131千円 担当スタッフ:2名 地域:長崎県)

 

n  生活困窮者支援

・「夢ランドセル事業」ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にランドセルを贈る事業

【実績】

()三菱重工業長崎造船所・(一社)長崎市ひとり親家庭福祉会と協力し、ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にランドセルを42名に贈呈した。

(事業支出:1,017千円 担当スタッフ:3名 地域:長崎県)

 

・「子ども食堂ながさき」への事業協力

子ども食堂運営サポートを実施した。

(事業支出: 0千円 担当スタッフ:3名 地域:長崎市)

 

 

市民活動に係る相談・コンサルテーション事業

 

n  NPO・ボランティアに関わる相談(いずれも延べ数)

対馬市、南島原市、大村市へ出張相談を実施した。

直接相談:72件 電話:99件 メール:78件 合計 249

 

【相談対応結果】

助成金獲得

団体設立の補助

事業計画作成

補助

次の活動へ

つながった

ボランティアの仲介・紹介

1

3

6団体

32

24

(事業支出:78千円 担当スタッフ:5名 地域:長崎県)
 

 n  講師派遣事業

研修会や講演会などへの講師派遣を行う。

【実績】

 対馬市生活支援コーディネーター研修および住民向け座談会

 島原3市合同生活支援コーディネーター研修

(事業支出:0千円 担当スタッフ:1名 地域:長崎県)

 

市民活動に係る人材育成

n  NPO・ボランティア学習会

今年度も引き続き、会員及びNPO・ボランティアに関心がある方に向け月1回、NPO・ボランティアについて学習会を行った。

420日(木)活動へのモチベーション維持のために必要な事

525日(木)NPOの広報について(広報が上手くいかない3つの理由) 

615日(木)ボランティアコーディネート-

720日(木)ボランティアコーディネート-

824日(木)助成申請のための事業計画の作り方

928日(木)組織マネジメント 理事・監事の役割を考える

1026日(木)組織マネジメント 理事・監事の役割を考える2

1130日(木)地域運営組織について学ぶ

1221日(木)SDGsってなに?

125日(木)あらためて、非営利についておさらい

221日(木)中間支援組織の役割について

 【実績】年11回 参加者58名(延べ)

(事業支出:6千円 担当スタッフ:5名 地域:長崎県)

 

■会計書類(活動計算書・貸借対照表・財務諸表・財産目録