2020年度事業報告

2020年4月1日から2021年3月31日まで

 

1.事業の概要

県民ボランティア活動支援センターの運営3年目、長崎県のボランテイアや市民活動を推進する拠点施設 となるよう努め、より効果的な施設の管理運営を行った。その他、引き続き、夢ラン ドセル事業、新地域支援事業、こどもと貧困に関する事業などを実施した。

 

今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響が長期化する中で、NPOの多くが活動を休止せざるを得ない状況となった。 しかし、その状況下でもウェブの活用などの工夫を行い、感染防止に配慮しつつ、地域の実情に応じた取組を進めた。

 

■夢ラン ドセル事業

生活困窮支援として、(株)三菱重工業長崎造船所、(一社)ひとり親家庭福社会ながさき、ロータリークラブと協力し、ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にランドセルを贈る「夢ランドセル事業」を実施した。県内48名の新一年生にランドセルを贈った。

今年度は新型コロナウイルス感染格段防止のため、贈呈式は中止とした。

 

■新地域支援事業

住民互助型支援として、「自分たちの住むまちを自分たちの手で住み続けられるようにしたい!」という住民の思いを形にした住民自身による地域活動の相談をオンラインで実施し、研修会などは新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施されていない。

 

■子どもと貧困に関する事業

子ども食堂運営立ち上げ支援、子ども食堂に関する講師派遣、子ども宅食に関する業務、企業と子ども食堂とのマッチング、廃棄物ロス対策企業への支援、各種関係機関・団体からの子どもの貧困に関する講師を派遣した。

つなぐBANK運営会議 第1回~10回 企画運営参加

つなぐBANK宅所 4月26日、6月28日、8月23日、10月18日、12月20日、2月 21日

 

2.事業の実施に関する事項

 

市民活動に係るコーディネーション事業

■県民ボランティア活動支援センターの運営 (指定管理)

県民ボランティア活動に関する情報収集・提供、助言・援助等の支援を行うとともに、県民が主体となって活動を広げていくための拠点として、長崎県から指定管理者として指定を受け県民ボランティア活動支援センターの運営を行った。

(事業支出:15,680千円 担当スタッフ:10名 地域:長崎県)

 

■生活困窮者支援「夢ラン ドセル事業」

ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にラン ドセルを贈る事業

 

【実績】

(株)三菱重工業長崎造船所、(―社)長崎市ひとり親家庭福社会、ロータリークラブと協力し、ひとり親家庭及び生活困窮家庭の新一年生にラン ドセルを48名に贈った。

(事業支出:1,191千円 担当スタッフ:3名 地域:長崎県)

 

「子ども食堂なが さき」への事業協力

子ども食堂運営サポー トを実施した。

(事業支出:0千円 担当スタッフ:2名 地域:長崎市)

 

市民活動関する相談、コンサルテ-ション事業

■中間支援組織によるNPO組織力強化事業

NPO法人に対し、法人の運営や活動に専門的な知見やノウハウを持つ中間支援組織から支援員等を派遣。組織診断や問題点の抽出と課題の設定。解決に向けた各種支援を行うことによって組織基盤を整え、新たな活動や取り組みへとつなげることができた。また、上記支援に取り組むことで、県内中間支援組織、支援員のスキルアップにもつなげることができた。

 

【実績】

2団体、合計5回支援

(事業支出:1,357千円 担当スタッフ:3名 地域:長崎県)

 

市民活動に係る人材育成

■NPO法人育成業務委託

NPO法人の設立認証申請書、定款変更認証申請書、定款変更届出書にかかる所轄庁への提出資料の作成に向けた指導・助言を行った。

 

【実績】

NPO法人設立16件、定款変更認証申請20件、定款変更届出書7件

(事業支出:587千円 担当スタッフ:3名 地域:長崎県)

 

 

■会計書類(活動計算書・貸借対照表・財務諸表・財産目録

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